ステロイドってなに?
ステロイド剤は、アトピー性皮膚炎を根本的に
改善する薬ではなく、炎症を抑え込む薬なんですが、
そもそも
ステロイドってなんなのでしょうか。
ステロイドとは、『副腎皮質ホルモン、コチゾール』で
もともと人の体の中に持っているホルモンの一種なんです。
このホルモンは、人が生きていくのに必須のホルモンだと
言われています。
腎臓の上にある副腎という内分泌器官で作られていて
分泌量は、1日の中でも変動しています。
夜の間しっかり休養とった朝には分泌量が多くなり
夕方から夜にかけて分泌量が少なくなります。
また、精神的ストレスや睡眠不足、気温の変化などの
身体的なストレスが加わり分泌が減少することがあります。
通常の量のステロイド剤を使って
副腎機能が抑制されてしまうことはないらしいです。
あくまで『通常の量』ですので
やはり・・使いすぎには注意が必要なのかもしれませんね。